からだを動かして気分転換を!

みなさんは日頃から、からだを動かしていますか?
ジョギングやゴルフなど継続してスポーツをされている方、最近では自宅で筋トレをする人が増えたと聞きます。

私は4年ほど前からホットヨガをやっています。
日頃から運動不足を感じていて何かやりたいな…と思い、前から気になっていたホットヨガのお試し体験に行ったのですが、思っていた以上に楽しくてハマってしまいました。

ヨガとホットヨガの違い

今回は運動の一例として、ヨガについて少しご紹介させていただきます。
さて、みなさんはヨガとホットヨガ、何が違うのかご存じですか?

ヨガ
・常温の環境で行う。
・ポーズを多く取るため、筋肉量が増える。

ホットヨガ
・高温多湿の環境で行う。(室温38~40℃、湿度55~65%)
・大量の汗をかくので、水分補給しながらポーズを取る。

取るポーズに大きな違いはないようですが、どんな環境で行うかによって効果が違ってくるということですね。
ちなみに、ホットヨガはサウナの中でヨガをするようなものなので、気分が悪くなったら無理せず休み、こまめに水分を取るなど気をつけないといけません。

ホットヨガの効果

一般的に、ホットヨガには下記の効果があるといわれています。(※個人差があります)

・ダイエット
・美肌
・冷え性改善
・姿勢改善
・むくみ解消
・肩こり解消
・リラックス効果

高温多湿の中でからだを動かすので、汗をたくさんかき、老廃物が押し流されるため、デトックス効果があります。
また、肩のちからを抜いてリラックスした状態で取るポーズや、ゆっくりとした呼吸を繰り返して意識を集中させる時間などもあり、終わった後は頭とからだがスッキリします。

さいごに

適度な運動にはダイエットや病気の予防だけではなく、メンタルヘルスにも効果があると言われています。

テレビを見ながら軽いストレッチをする、会社ではエレベーターを使わずに階段を利用するなど、日常生活の中で簡単にできることで、からだを動かしてみるのも良いと思います。
(グリニッジでは朝礼の時間に全員でラジオ体操をしたり、座ったままでもできる“気軽にヨガ”を安全衛生委員会より定期的に案内しています♪)

無理をしてからだを動かすのではなく、好きな運動を無理のない程度で続けて、ご自身のからだとこころの健康を維持していきましょう!

仕事は分解。そのあとは時間を決めよう。

こんにちはー! グリニッジの塚部です。

仕事でもプライベートでもやることが貯まっていくと、思考停止になり、さらに仕事が増えて、頭グシャグシャグシャってなるときってありますよね。 

単純作業であれば、時間に比例してどれぐらいで片付くか分かりますが、それでも途中で差し込みの仕事がきて、途中で手が止まり、また差し込みのものが優先になったりすると、また頭グシャグシャグシャとなります。

そんな時におススメなのが、巷でもよく言われますが、まず紙でも何でもいいので書き出すこと。

①持っている仕事を書き出し、見える化

仕事が溜まってくると、どれぐらいで片付くのか先が見えなくなり、生産性も落ち気味です。

そこでまず、重要なのが書き出すこと!

やってみると、面白いことに、思ってたより少ないな。と感じることがあり、何より一度落ち着くことができるため余裕がうまれます。

逆に、こんなに多いのか。と見える化できた場合は、そこから次に進みましょう。

②書き出した後は、分解

書き出した後に、思ってたより少なければ問題ないですが、多い場合はどうしよう・・・となります。

例えば、こんな感じ。

  • 電話をする。
  • メールに返信する。
  • 提案資料を作る
  • 社内の議事録をまとめる
  • 見積もり作成をする
  • MTG

あえて、ざっくり書きましたが、電話やメールは、すぐ実行できそうですが何件あるか分からず、資料作成などは忙しい時は特に後回しにされがちで、時間が読みづらいです。

時間が読みやすい仕事は数を入れて、時間が読めない仕事は分解しましょう。

  • 電話をする 3件
  • メールに返信する 4件
  • 提案資料を作る
    • ゴール設定
    • 構成/資料のボリューム
    • 調査時間
    • スライド毎のテーマ設定
    • 10ページ作成
  • 社内の議事録をまとめる
    • 議事録作成
    • 参加者に確認
    • 共有
  • 見積もり作成をする 2件
  • MTG 1時間

これぐらいで、やっと何となく全体のボリューム感が把握できます。どこまで分けるかは人次第ですが、悩むほど細かく分ける必要はないと思います。

③具体化、分解したあとは時間を決める

だいたいのボリューム感が分かりましたが、これがどれぐらいで終わるのかはまだ読みづらいです。

そこで、最後に各仕事の時間を決めましょう! やったことないから分からないものでも、ここはとにかく決めることがポイント。そして、1時間ぐらいかかりそう。という場合はもう少し分解してみましょう。

  • 電話をする 3件×10分/1件30分 
  • メールに返信する 4件×5分/1件20分 
  • 提案資料を作る 170分=2時間50分
    • ゴール設定 10分
    • 構成/資料のボリューム 20分
    • 調査時間(必要であれば)20分
    • スライド毎のテーマ設定 20分
    • 10ページ作成 10分/1P×10P 100分
  • 社内の議事録をまとめる 20分
    • 議事録作成 10分
    • 参加者に確認 5分
    • 共有 5分
  • 見積もり作成をする 2件×10分/1件=20分
  • MTG 1時間

合計 5時間20分

意外といけそう。 1日8時間働いてれば、2時間40分空きがある。多少ずれても終わりそう。

実際はそんなにシンプルではないかもしれませんが、初めの状態、

  • 電話をする。
  • メールに返信する。
  • 提案資料を作る
  • 社内の議事録をまとめる
  • 見積もり作成をする
  • MTG

この時点に比べると、かなりクリアになったのではないでしょうか。

また何よりも、見積時間と比較して早かったか、遅かったかが分かるようになるので、自分の見積り力&処理能力の把握にもつながります。

まとめ

とにかく、仕事が多すぎるーという時は、書き出して、分解して、時間をきめましょう!

余裕ができたらではなく、余裕は意図的につくらないと、なかなかうまれない説。

新サービス「IMG-UP(イメージアップ)」をリリースいたしました。

この度、グリニッジ株式会社では、新サービス「IMG-UP(イメージアップ)」をリリースいたしました。

サービスサイト:https://img-up.greenwich.co.jp/

楽天市場では、スマートフォンからの流入がほとんどとなったことや、スマートフォン向けトップページの仕様変更により、これまで行われていたiframeを使用するなどした従来の方法では、商品や店舗の魅力を十分にユーザーに伝えることが、難しくなってきました。

そこで「IMG-UP(イメージアップ)」では、商品をよりアピールする情報を画像として自動作成し、
商品画像の枠に反映することで、ユーザーに商品の魅力をより伝えることを目指しています。
これにより、転換率の向上が期待されます。

アプリを含むスマホからの流入の場合、商品画像は、ファーストビューにあります。
そこで、十分に商品情報を伝えることで、より早く購入手続きに進む可能性が高まります。

■5種類の画像で商品の魅力をアップ!
IMG-UPを導入いただくと、5種類の画像が、IMG-UPより反映されます。

・楽天ランキング受賞情報
最新のよりよい順位の受賞情報が表示されます。

・レビュー評価点数
その商品のレビュー平均点が表示されます。

・ピックアップレビュー
指定した条件に当てはまるレビューが表示されます。

・出荷日
注文してから、何日で発送されるかが表示されます。

・お知らせ
店舗からのお知らせが表示されます。

■無料トライアル実施中
「IMG-UP(イメージアップ)」では、30日間10商品で画像の自動更新をお試しいただくことができます。

■本契約後は、3000商品で利用可能
本契約後は、3000商品に導入いただくことが可能です。
CSVで、希望の商品に導入したり、APIでレビューの多い順などで導入が可能です。

まずは、無料トライアルにて、商品の魅力アップをぜひ、ご体験ください!

複数回ストレングス・ファインダーを受けた記録

グリニッジでは、個々の強みを生かすため、コミュニケーションツールとして全員がストレングス・ファインダーを受検しています。

ストレングス・ファインダーとは

ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)とは、全世界で3000万人以上が利用している、ギャラップ社の開発した、「自分の強み」を発見するためのオンライン診断ツールです。
50年にわたり研究されたデータと分析に基づき、開発されたこの診断では、「人間には34の性格傾向(資質)がある」とされています。

「強み」を見つけてどうするか

才能 x 投資 = 強みの公式は、シンプルな形でありながら深い概念を捉えています。
ベストセラー『ストレングス・ファインダー2.0』で紹介されたとおり、この計算はドン・クリフトンが打ち立て、同じくベストセラーとなった『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』で紹介された概念に基づくものです。
才能とは、「自然に繰り返される思考、感情または行動のパターンである」とクリフトンは書いています。才能とは、人が生産的に適用できる、先天的で自然な能力をいいます。
才能を強みとするには、才能への投資、才能に基づく訓練、才能への知識とスキルの付加が必要となります。

クリフトンストレングスの科学について知る
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253796/CliftonStrengths-%E7%A7%91%E5%AD%A6.aspx

個々が持つ生来の考え方、感覚、行動を分析し、能力が最大限に生かされる仕事への取り組み方であったり、勉強方法であったり、チーム構成だったりに取り入れようよ!という感じでしょうか。

苦手なことを見つけて克服しようというよりは、得意なことを見つけてもっと伸ばしていこう!という方向性で結果を受け止めるといいそうです。

受検方法

テストはオンライン上で行われます。
有料のテストなので、受検資格の購入が必要です。

1つ目の方法は、公式Webサイトから申し込みと支払いを行う方法です。

【メリット】
思い立ったらすぐに受検ができる

【デメリット】
ドル建てのため、申し込みタイミングによって価格が異なる

2つ目の方法は、書籍を購入し、付属のアクセスコードを使って受検する方法です。

【メリット】
価格が一定
手元に書籍が残るため資質の特徴などを読み返しやすい

【デメリット】
書籍を購入する手間や時間がかかる

書籍を購入する際の注意点としては、絶対に中古で購入してはいけないという点が挙げられます。
付属のアクセスコードは1回限り有効のため、中古の場合はテストを受けることができない可能性が高いです。

Webからでも、書籍からでも、テストを受けると、まずは上位5位までの資質がわかります。
6位以降の資質については、Webでクリフトンストレングス34を追加購入し開放する必要があります。

私の受検結果(上位5位)

 1.最上志向
 2.戦略性
 3.着想
 4.コミュニケーション
 5.ポジティブ

レポートをざっくりとまとめると、「いいものをもっとよくするために考えたりコミュニケーションをとったりすることが好き(得意)」といった傾向があるようです。
これは自覚している「こんな風に働きたい」という考えと一致するものでした。

実は私、過去にも受けたことがあります

タイトルにも書いた通り、実は、今回が2度目の受検です。
前職でもストレングスファインダーの受検を推奨していたため、数年前に同じテストを受検した経験があります。
公式の見解としては、時間経過によりテスト結果に有意義な変化は見られないとし、再受検は特にお勧めしていないとしています。

クリフトンストレングステストの再受検を希望する人にはさまざまな理由があります。ほとんどの場合、時間が経過しても個人のテスト結果には有意義な変化は見られないため、当社としては、テストの再受検は特にお勧めしてはいません。

クリフトンストレングス・テストを再度受験することはできますか? 2回以上受験すると、結果に影響することがありますか?
https://my.gallup.com/_Help/HelpCenter?appName=null&tile=HELP_TILE_HEADING_CLIFTONSTRENGTHS_CLIFTONSTRENGTH&topic=HELP_RETAKE_CS_Q&p=-575376066

しかしながら、前回の受検では上位5位までの開放であり、残りの項目の開放が困難であったため、今回はあらためて受検をしました。

前回の結果と比べてみる

前回の受検結果は以下の通りです。

 1.戦略性
 2.着想
 3.活発性
 4.ポジティブ
 5.最上志向

前回3位の資質だった「活発性」は、今回の受検では7位でした。
比べてみると、順位の入れ替わりはありつつ、ほぼ同じような資質が上位に来ていることがわかります。

前回は上位5位までの開放だったため、今となっては確かめるすべがありませんが、
今回上位5位にランクインした「コミュニケーション」も、トップ10には入っていたのではないかと推測されます。

やはり、公式の見解通り、再受検したからといって、結果が大きく変わることはないようです。

まとめ

受検をし、すべての項目を開放したことで、未来の自分を思い描く際の方向性が定まったような気がします!
よりよいサービスを提供するために、この結果を生かしていきたいと思います。

受検のタイミングが結果に影響することは無いため、受けたいと思ったタイミングで、気軽な気持ちで受検し、強みを見つけてみてはいかがでしょうか?

モブプロをやってみた

スクラム開発を弊社サービスに導入して約半年がたちました。
毎週レトロスペクティブを行う中で、モブプロで開発をやってみたい!という気持ちになり、一部サービスの開発でモブプロにチャレンジすることにしました。

モブプロとは

モブプログラミング(mob-programming)の略。
複数人の開発メンバー(モブ)が、同じ画面を見て、コミュニケーションを取りながら実装を進める開発手法のことです。
実際にタイピングしてコードを書く1人の「ドライバー」と、ドライバーにコーディングの指示を出すその他のモブ「ナビゲーター」が存在します。
一般に、ドライバーの役割は交代で行います。

認定スクラムマスター(CSM)講師のJoe先生から共有いただいた動画です。
モブプロを社内で行っている様子です。

Visual Studio Live Share

コミュニケーションの取りやすさ、ドライバーが適宜交代すること、同じ画面を見ること、などの条件を踏まえると全員が同じ場所に集合していた方がモブプロは行いやすいです。

弊社はリモートワークで行っているため、Visual Studio Codeでモブプロが可能になる「Visual Studio Live Share」を導入いたしました。

VSCodeに「Visual Studio Live Share」の拡張機能をインストールし、githubアカウントでログインすれば、あとはリンクを共有するだけです。
ホストから共有されたリンクを踏むと、踏んだ全員が同じセッションに参加し、同じコードを見ることができます。

参加した全員が実際のコードを触れるため、ドライバーの交代が簡単にできます。

VSLiveShareの導入前は、ドライバーが画面共有でコードを見せて、ナビゲーターは画面を見ながらナビゲートをしていたため、ドライバーの交代もできませんでした。
それに比べると画期的にやりやすくなったと思います!

やってみた感想

よかった点

  • コミュニケーションが取りやすいため、その場で仕様や開発方針等も改めて相談できる
  • サービス知識の共有化ができる

改善できそうな点

  • 話す量に差が出てくる(自分が話しすぎてないかな?という不安、ひとりに負担をかけてないかな?という不安)
  • 役割の交代タイミング

あとはVSLiveShareの機能をまだフルに使いこなせてない!と感じるので、モブプロに役立ちそうな機能はどんどん使っていきたいです。

最後に

モブプロを突き詰めていくと、将来的にはリファインメントなどもなくなり、レトロスペクティブだけになることもあるそうです。
それを聞いた時に驚きましたが、実際にやってみるとコミュニケーションを取る量が各段に増え、タスクについて全員でモブプロ中にしっかり話し合うこともたくさんありました。
全てのタスクをモブでこなせるようになったら、自然とレトロスペクティブのみが残るようになっていきそうです。

まだはじめたばかりで、試行錯誤しています。
今後モブプロを続けていくか、個人での開発に戻っていくかはわかりません。
それでも、チームでこの経験をしたことを成長につなげて、弊社のサービスをより良くしていきたいです。

意外と知らない?間違えやすいビジネスメール

私は業務の中で、お客様とメールのやり取りする機会が多くあります。
その中で当たり前のように使っているビジネスメールですが、
実は間違いだと気が付かずに使っているケースが意外とあります。

実際にメールなどの文章を作成する際に違和感があると、
どのような使い方が正しいのか確認することがあり、
これまでの間違いに気が付くこともあります。

そこで私が過去に誤用していたり、よく見かける間違いについて紹介します。

宜しく

まず、「宜しく」ついてですが、変換すると普通に出てきますね。

しかし、ビジネスシーンなどの漢字使用の目安となる常用漢字表での「宜」の読み方は
「ギ」のみと記載されおり、「ヨロ」という読み方はありません。

漢字とひらがなの使い分け方を定めた「公用文における漢字使用等について」においても、
「よろしく」が正しい表記であるとしています。

上記より「宜しく」という使い方は、ビジネスメールにおいては正しいものではないということになります。

致します

こちらは一番多い気がしますね。
上記の「宜しくお願い致します」の合わせ技も目にします。

漢字の「致します」は「する」という動詞としての意味を持つ丁寧な表現となり、
「あるところまで到達させる・至らせる」という意味があります。

ひらがなの「いたします」は、補助動詞としての役割となっており、
「いたす」は「する」の謙譲語、「ます」は丁寧語に分類されるそうです。

上記よりひらがなのいたします使用例としては

「よろしくお願いいたします」
「メールにて失礼いたします」

漢字の致します使用例としては

「こちらが致します」
「そのようには致しかねます」

行動を表す場合に使います。
ビジネスメールの締めの言葉ではひらがなの「よろしくお願いいたします」を使うことが正しいです。

下記

こちらも目にすることがあり、何が間違いなのか?と私も思っていました。

「下記」はビジネス文書でよく見るかと思いますが、「記書き」を表すそうで
詳細を箇条書きにして以上で完結させるというルールがあります。

   記

1.日時:2024年〇月〇日 13:00開始
2.場所:○○展示場 東ホール

以上

このような形式となり、ビジネス文書に使われる言葉となります。

ここから後に書かれているものを確認してほしいというメールを作成する場合、
「以下」を使うといいかと思います。
「以下」には特に細かい決まりなどはなく、
ビジネスメールでは『記書き』を使うことはありませんので、
「以下」を使うことで、違和感もないかと思います。

日常の業務で当たり前のように送信しているビジネスメールですが、
なんとなくで使っている表現もあるかと思います。

正しい表現をすることで、良い印象となって、信頼につながる可能性もあります。
自分自身のビジネスメールを一度見直してみるのも良いかと思います。

実例マッピングを実施してわかった5つのポイント

機能開発において、要件の段階でレビューしてもらい問題ないと思っていても要件不足を防げない。機能を開発しリリース間際になって考慮漏れが発覚し手戻りが発生してしまう。。。

このような経験ありませんか?

こういった要件不足・手戻りに悩んでいたところ、実例マッピングという手法を紹介しれたので、実際に行ってみました。

本記事は、実例マッピングを何回か行ってみた上で、気をつけるべきポイントを紹介します。

実例マッピングとは

日本で1番実例マッピングの実践報告をあげていると噂のアルプ株式会社様のスライドがわかりやすいので、下記に抜粋します。

「実例マッピング」は、PM・デザイナー・エンジニア、営業やカスタマーサポートなど、多様な職種のメンバーが協調的に関わり「どんなものを作るべきか?」を明らかにしていく、30分のワークショップです。

https://2022.pmconf.jp/session/QCpMupKf

参加者からファシリテーターを1名選出します。

ワークショップ開始前に今回は何を明らかにしたいのか、ユーザーストーリーの当事者となるペルソナを予め共有します。

ワークショップは以下の通りに進行します。
1. ユーザーストーリーを付箋に書き内容を共有(3分)
2. こういう条件のとき、〇〇はどうなりますか?の形式でExampleを思いつく限り付箋に書く(2分)
3. Exampleを議論しながらRuleを設計し、付箋にまとめていく(20分)
4. 振り返りをしてまとめる(5分)

このワークショップを行うことで、議題に対する決定事項と未決定事項がはっきりします。

次に、実例マッピングを実施してわかったポイントを紹介します。

実例マッピングで押さえておくべきポイント

1. 予めPRDは作成し共有しておく

PRD(製品要求仕様書)は予め用意し共有しておきましょう。

PRDは完璧なものを共有する必要はなく、ターゲットユーザーの想定、問題設定、それに対するプロダクトが提供する価値など、大まかな概要で構いません。

ワークショップ当日のユーザーストーリーの共有だけでは、議論があらゆる方向に発散しがちなので、議論したいポイントや背景を予め共有しておくと良いです。

2. PMとファシリテーターは分けておく

実例マッピングでのPMの主な役割は、Exampleの議論に対する回答になります。

こういう条件のとき、〇〇はどうなってほしい、など回答していく中で、それを付箋にまとめたりタイムキーパーまで行うと、作業中は議論が止まってしまいます。

ファシリテーターはPM以外が担うほうが議論はスムーズに進みます。

PMは当日までにファシリテーターを参加者の誰かに依頼しておくと良いでしょう。

3. ワークショップは繰り返しても良い

実例マッピングはその性質上、いつまでも掘り下げた議論ができてしまいます。

1回のワークショップですべてを決めようとすると、30分できっちり終わるのは非常に稀なケースだと実感しました。

先に紹介したスライドのように、付箋でまとめておけば、次回のワークショップもスムーズに行なえます。

1回のワークショップですべてを決めるよりも、時間厳守で何回か繰り返す方が見落としが減り、質の高いPRDに近づくと、実践して感じました。

4. 似たようなExampleの付箋はグルーピングしておく

Exampleは結構似通ったものが出てくることもあります。

しかし、付箋では似通っていても全く別なケースを意図して書かれていることもあります。

まず似通ったものをグルーピングし、その上で同じことを書いているか確認した上で議論を始めると、見落としや同じ議論の繰り返しが減るでしょう。

議論前にグルーピングを行うことをおすすめします。

5. チームの心理的安全性が担保されていること

このワークショップを行う前提条件になりますが、参加者がしっかり自分の意見を持ち、それを受け入れる土壌がないと、活発な議論は難しくなります。

心理的安全性の担保は非常に難しい問題でもありますが、弊社でもいくつか記事にて取り上げていますので、参考までにどうぞ。

また、対立する意見を出す際は、質問する形で出すとRuleの見落としが減り議論がスムーズに進みます。

議論の進め方や意見の出し方、ファシリテーターの意見の広い方を工夫すると良いでしょう。

まとめ

実例マッピングは、要求に対する見落としを防ぐだけでなく、ワークショップを行うだけで議論の内容を可視化し、議事録の代わりに残しておくことでいつでも振り返られる点が非常に優れています。

一人でPRDとにらめっこしていても始まりません、周りを巻き込みチャレンジすると良いかと思います。

2024年 年頭のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
本年も皆様にとりまして素晴らしい一年でありますようお願い申し上げます。
また、旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜りまして、まことにありがとうございました。

昨年、日本経済はコロナ対策における行動制限の撤廃や経済活動の正常化の進展により、希望に満ちた一年でした。
一方、海外では不穏な状況が続いており、ロシアとウクライナの衝突が膠着状態にあり、中東で軍事衝突が発生するなど、国際情勢は不透明な中で推移しています。また、アメリカやヨーロッパでは高インフレが続き、金融政策が引き締められる中、円安が進行し、輸入品の価格上昇が家計に負担をかけています。
しかし、日本国内では新型コロナ感染症の分類が変更され、規制の撤廃により、経済活動は着実に正常化の道を歩んでいます。人流の回復と「リベンジ消費」の活性化により、繁華街は再び賑わいを取り戻し、観光地には多くの観光客が訪れました。
このように、世界経済が厳しい状況に直面するなかでも、わが国の景気は立ち直ってきています。
皆様も新しい気持ちで新年を迎えられたのではないでしょうか。

当社は5月に創立二十周年を迎えましたが、この節目は、さらに会社を発展していこうと思いを新たにする契機でもありました。そして迎えた11月には日本ECサービスと経営統合し、ECXグループとしての取り組みも始まりました。
新しいメンバーにも恵まれ、また社内ではシステム開発プロセスの変革チャレンジもありました。
思った以上に変化に満ちた一年だったように思いますが、ご支援いただいているパートナーの皆様、そして何よりもご愛顧いただいておりますお客様のお力添えのおかげで、グリニッジは2023年も無事に駆け抜けることができました。

2024年も変わらず、駆け抜ける一年となりそうですが、干支「甲辰(きのえたつ)」は、木(甲)の成長力と龍(辰)の力強さを象徴し、新しい始まりと成長への活気を示しているとのこと。
これからの一年も、新たなチャレンジや成果を積み重ね、力強く前進して行きたいと思っております。
社員一同、誠心誠意努めていく覚悟でございますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
この新しい年が、皆様にとって干支「甲辰(きのえたつ)」のように、成長と活気に満ちた一年となり、成功と繁栄への道を開く年でありますよう心からお祈り申し上げます。

2024年 元旦

グリニッジ株式会社 代表取締役 田中裕之

デザイナーの仕事って?

今回は異業種から来たデザイナーが日常を振り返って、
どういった考えをしているのか、プロセスで仕事をしているかをまとめてみました。

デザイナーの役割?

デザイナーというと何か「かっこいいもの」「おしゃれなもの」を作る
アーティストのようなイメージが少なからず持たれるようですね。

しかし、ほとんどの場合は依頼者がいるので
デザインは「問題解決」の手段である場合が多いです。

解決方法はWebだったり紙だったり最善のものを作ってみます。

前職でクライアントワークはデザイン提案して納得してもらう場面があることが多く、
「いい感じのデザイン」にプラスして説得するためのロジック整理が必要でした。
とは言えマーケティングのプロではないので
感情や情緒的な見えない部分も含んだ整理です。
実際の仕事をステップにしてみました。

●具体的な流れについて

  1. ヒアリング:クライアントの要望、条件の確認。
  2. 思考整理と順位づけ:入れたい項目を箇条書きにし、優先順位をつけてみる。
  3. 形式検討:優先順位をつけたものを魅せるにはどうするか適切な形式を考える。
  4. デザインのテイストの検討:クライアントのメッセージに合ったデザインのテイストを模索。
  5. デザイン作業:アイデアを形にし、デザインを完成させる作業。

デザインを作るぞ!というまでの過程が長いですね。
1~3はディレクターが担当してデザインに集中したり
立ち回りは色々です。

ちなみに相手の思ってることは基本として、
相手が思い込んでるものと別の所にセールスポイントがあるかもしれません。
前提がそれでいいのかな?と考えてみたりします。
意外とそれが話してくれた人も気づかない事が多く
採用してもらう場合もあったりします。

整頓して道筋を立てる

私が上記の考え方デザインを作るプロセスで
わかりやすかった書籍をご紹介します。

楽天やユニクロのロゴデザインで有名なアートディレクターの佐藤可士和さんは
デザイナーとは問題を抱えつつも、どこが悪いのかわからないお客さんを問診する
”ドクター”に例えています。コミュニケーションをとりながら問題の本質をを探っていきます。

ちなみにこちらの本はクリエイティブ関係にかかわらず整理の考え方に役立ちそうです。

普通のビジネス書と違う視点が見られるかもしれません。

佐藤可士和の超整理術

「佐藤可士和の超整理術」

https://books.rakuten.co.jp/rb/7014904/

最後に

見えない部分の大変さ、考え方のまとめエンジニアの皆さんやどんな職種に
すべての皆さんにも当てはまる部分はあるのではないでしょうか…?

グリニッジではデザインの知見とシステム面の知見を両方持っている人も
多いので学ぶことが多いです。


インハウスデザイナーとなってもサービスの軸は理解しつつ、
なるべく客観的な視点を忘れずにやってみることが大切かなと思います。

充実した毎日を過ごしたい人へ!

こんにちは、白久です。

2023年…早くも終わってしまいましたね。
みなさんにとっての2023年はどのような1年でしたか?

わたしは社会人になってから風邪をひいたことのない人間だったのですが、
2023年だけで2回も風邪をひいてしまい、免疫力の衰えを感じた1年でした…。
今年は食だけではなく、睡眠や運動も心掛けて、健康な体づくりに励んでいきたいところです。

また、2023年は30代に突入し、時間の使い方を考えなきゃいけないなぁと
考えることが多くなった1年でした。

そこで今回は2023年に読んだ本の中から、
「時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本」という本の紹介をしていきたいと思います。

時間ってなんだろう

みなさんは「時間ってなんだろう」と深く考えたことはありますか?
本書ではこの、時間という概念についてさまざまな観点から解説をするところから始めています。

時間はだれにとっても身近なものであるにもかかわらず、「時間って何?」と問われても、ほとんどの人が明確に答えることができません

時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本

たしかに、なんとなく概念としてわかってはいますが、
それがなんなのかと問われると、説明することができる人は少ないと思います。

また、時間に対する価値観は人によって異なるとも説いています。

手帳はスケジュールでびっちりと埋まっている方が充実感を感じられ、生き生きと過ごせる人もいれば、その日の過ごし方は当日の気分で決めたいから、なるべく予定を入れたくないという人もいるでしょう。

時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本

時間の価値観のズレを感じるきっかけとしてよく挙げられるのが、
旅行のときの時間の使い方だと思います。

決められたスケジュールでぴっちり予定を決めて密度の高い旅行を楽しみたい人、スケジュールはきっちり決めず、行けるところをゆっくり回る人…

どの楽しみ方にもそれぞれの良さがあることを知れば、お互いの時間のとらえ方を尊重しながら、旅行を楽しむことができそうですね。

大人と子どもの体感時間の違いの秘密

「2023年…早くも終わってしまいましたね。」
冒頭にこのように書きましたが、この言葉、大人になってから毎年言っていませんか

『年を重ねれば重ねるほど、時間を短く感じてしまう』

よく聞きますよね。
10才の1年と、30才の1年、人生の10分の1年と、人生の30分の1年だと、
同じ1年でも時間の流れの早さに違いが出てくるのは無理もないと思います。

本書では時間の流れが速く感じられる要素として、
年齢以外にもこちらの3つを挙げておりました。

  1. 新しい出来事を体験しにくくなったとき
  2. 体の代謝が落ちているとき
  3. 楽しいことをしているとき
時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本

体の代謝が落ちていると時間の流れを早く感じることにつながる、とは衝撃です。
人の体温は、朝がもっとも低く、夕方ごろにピークを迎え、夜にまた下がるそうです。
一般的に、体温が高いほど代謝が高いと言えますので、そう考えると時間の流れが遅く感じてしまう時間と短く感じてしまう時間、つじつまが合いますよね!
年を重ねるにつれて代謝も下がっていきますし、代謝も子供と大人では時間の感じ方が違ってくる理由の1つだったのか…と思うと面白いですね。

代謝を上げて健康な体づくりをすることはもちろん風邪対策に有効ではありますが、
時間の流れをより遅く感じるためにも有効な要素だったのです。
わたしは今、運動習慣が全くないので、2024年、運動をして新しい出来事を体験しつつ、代謝を上げれば、子供のころのような体感時間を取り戻せるかもしれない…!白久、頑張ります

小さな時間の積み重ねが人生をつくる

理想の生き方を実現する上で欠かせないことの1つが、行動することです。行動することでしか、現実を変えることができないからです。

時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本

たとえ取り組む時間が1日5分や10分であっても、積み重ねることで成果につながります。

時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本

1日のスキマ時間、みなさんは何をしていますか?
わたしはSNSやYouTubeを見ることが多いです。
最近はガチャで手に入れた新キャラでプレイするのが楽しくて、スマホゲームブームも再燃していますね。

でもこのスキマ時間の1つだけでも「筋トレ」や「資格の勉強」や「読書」に充てることができたら…?

理想の生き方の実現に一歩近づけるかもしれません。

白久は先日、ビジネス実務法務検定を受験しましたが、
試験前はちょうど繁忙期で、平日はまとまった時間を取って勉強することが難しい状態でした。

しかし、通勤しているときのスキマ時間、ごはんを食べてからお風呂に入るまでのスキマ時間昼休憩時間中のスキマ時間等にちょこちょこと勉強をすることで、
平日も少しずつ勉強時間を確保し、無事試験に合格することができました。

最初から「1時間勉強するぞ!」と意気込んで勉強するよりも、
「この単元だけ勉強するか!」とハードルを下げて勉強をし始めて
無事勉強ができたときは「よし、10分だけでも今日も勉強できた!」と、
自分をやたら褒めることでやる気が継続できたと思います。
※ちなみに本当に褒めてました。うるさいぐらいに。

1回1回は短い時間でしたが、それでも無駄にせず効率よく勉強することで、
試験勉強期間中は充実した1日を過ごせました。

このことはまた別の機会にお話ししようと思います!

おわりに

「時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本」からいくつかコンテンツをピックアップして紹介しました!

本書は図解の多いとても読みやすい本で、本が苦手なわたしでもすらすら読むことができました。
正直、社会人になってからこのボリュームの本を読破できたのは初めてレベルだったかもしれません…。

ただ効率化を目指すのではなく、科学や物理などの多角的な観点から“時間”を解説し、
どうやったら有意義に時間を使えるか”まで、
とてもわかりやすく面白く興味深いところも触れながら書かれている本なので、
みなさんもこれからの時間の過ごし方の参考に、一度読んでみてはいかがでしょうか。

みなさんは人生の限られた時間の中の1年、2024年をどう過ごしますか?
わたしはTOEICで高得点獲得を狙うべく、中学英語からやり直しているところです6(^_^;)

わたしも、みなさんも!健康で充実した1年を過ごせますように!★☆