こども医療でんわ相談に助けられた日


大変お久しぶりです!
高橋です。

2021年7月より産休・育休をいただいておりました。
また、そのお休みをいただいていた期間についての詳細は
別記事でお話をさせていただく予定ですので
本日は育休中、そして初めての子育てで助けられた日のことをお話したいと思います。

子どもが離乳食にも慣れ始め、食材を増やし始めてきた時期だったのですが、
食後1時間が経過し、お風呂に入れようとして服を脱がすと、
顔から足にかけて全身に蕁麻疹が・・・
初めての蕁麻疹でした。


「・・・食物アレルギー?!」

子育て自体が初めてなのもあり、とにかく焦りました。
病院に連れていくにも、すでに時間は19時。診療は終わっています。
すぐにネットで検索。
「赤ちゃん 夜間相談」 すると、一番上にヒットしたのがタイトルにもございます

子ども医療電話相談事業(8000) 

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

でした。

子ども医療電話相談事業とは?

★保護者が休日・夜間のこどもの症状にどのように対応したら良いのか、病院を受診した方が良いのか、など判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話で相談できるもの

★全国同一の短縮番号#8000をプッシュすることにより、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送され小児科医師・看護師から症状に応じた適切な対処の仕方や受信する病院等のアドバイスが受けられる

というものです。
これだけ読んでも、大変助かるサービスですよね。


私がかけた際は、看護師の方につながりました。
看護師の方は、優しい口調で現在の状況を聴取してくださり、
発熱や嘔吐もなく、ぐったりした様子もなく元気であったため、急を要しはしないことと
病院には一度相談した方が良いとアドバイスをいただきました。

こども医療電話相談があって本当に良かったです!
今後も、休日や夜間に子どもが体調を崩した際はまずこちらにご相談させていただこうと思います。

お子様がいる皆様、すでにご存じの方も多いと思いますが、
ご不安な場合はご相談されてみてください(^^)

はい、ここまでは助けられたお話なのですが、その際、思ったことがあります。

お電話にてお話してくださった看護師さんの電話対応、すごい!

専門の方にお話しを聞いてもらい、判断していただいてほっとしたのはもちろんなのですが、
落ち着いた優しい口調で、冷静に答えていただいたことにも安心感を覚えました。


そのほかにも、
・相手の状況を瞬時に見極め、大事なポイントをしっかりと伝えてくれる
・声のトーン、話すスピードも聞き取りやすい
・相談したこと以外にも、不安な点や疑問な点がないか、聴取してくれる

など・・・☆

私もサポート部でお客様とお電話でお話させていただくことが多いため、
お客様に安心していただけるような対応をしたい、参考にさせていただこうと思いました!

GitのGUIツール Sourcetree を使ってみた

はじめに

Git操作はこれまでターミナル上でコマンドを使用して行ってきました。GitのGUIクライアントツールがいろいろとあることは知っていましたが、Git自体がコマンドラインベースのシステムということもあり、使い始めはコマンドで慣れながら知識を身につけたいと考えたのと、コマンド操作の方が効率的に作業を行えるという考えでした。
また、そのツールが使えない環境や別のものを使う際に改めて操作を覚えたり等が発生しそうで、あらかじめコマンドに慣れておくことは、そうした環境に依存せずに通用するスキルになるという認識でした。

今ではコマンド操作で基本手順は問題なく作業ができます。ただ、なにか特別な操作をしたいときや使う場面が少ないコマンドなどは忘れがちで都度調べることが発生します。Gitの60以上のコマンドすべてを覚えるのは大変ですし、各コマンドのオプションもいろいろとあります。
そこで、コマンドで行うと複雑に感じるような操作は、GUIでやってみたら実は案外簡単にできることもあるのではと思いました。

今回は、なかでも知名度のある「Sourcetree」を使って、GUIで操作するとどんな感じになるのか、コマンドを使ってきた視点からその操作感をかるく確かめてみることにしました。

使用するリポジトリ

Sourcetreeを使用するにあたって、以下書籍のデモリポジトリ「gitbook-mdn-demo」を、使用手順にならってクローンしました。

Gitが、おもしろいほどわかる基本の使い方33 改訂新版 ― 大串 肇, 久保 靖資, 豊沢 泰尚 (共著) 

Sourcetreeの基本的な操作

(バージョン:3.4.9)

画像はデモリポジトリをクローン後、index.htmlのtitleを編集した状態です。
ファイルに変更があると、「コミットされていない変更があります」と表示され、下部「作業ツリーのファイル」で変更があったファイル一覧を見ることができます。右カラムには、ソースコードの変更前後の比較が色分けで表示されます。

画面上部ツールバーには、基本機能が並んでいます。
コミットするためには、まず作業ツリーのファイルindex.htmlを「インデックスに追加」してステージ後、上部ツールバーの「コミット」を押して、コミットメッセージを入力するという流れです。

Sourcetreeのよいところ

1.コミット履歴が分かりやすい

GUIを使う最大のメリットは、やはり視覚的に情報を把握しやすいところです。こういった一覧表示こそ真価が発揮されますね。いつ誰がどんなコミットをしたのか、一目でわかります。ブランチも枝分かれする樹形図として見ることができるので、複数ブランチで並行して作業をしていていも管理がしやすそうです。

コマンドでは $ git log でコミットの履歴を参照できますが、見慣れないと探すのもひと苦労かもしれません。gitのconfigでカラー設定をすれば、コミットIDに色がつくので多少見やすくなります。

2.コミット間移動が直観的にできる

Sourcetreeでは、移動したいコミットをダブルクリックするだけで移動できました。
個人的に、コマンド操作で特に手間に感じていたものがこの「コミット間移動」です。ブランチの移動は自分の命名したブランチ名を指定するので難なく行えますが、ランダムに生成されるコミットIDはさすがに一度参照しないと分かりません。

1.$ git log でコミットIDを特定
2.対象のコミットIDをコピー
3.$ git checkout [コミットID]

コミット間を移動することは自分のなかで頻出度はあまり高くはありませんが、たまに移動したくなるときこれが意外に面倒。
コミットIDを意識せずコピーをする手間もなく、クリックだけで移動できるのはとても楽です!

また、コミット移動後にブランチの状態が一見見えないコマンドではDetached HEAD状態であることを忘れて(もちろんcheckout時にメッセージは出ますが)、そのまま修正してしまうことも起こりえますが、Sourcetree上ではHEADが移動したことが表示されるので分かりやすいです。

3.変更差分の表示と変更箇所(hunk)ごとのステージングが簡単

このファイルは何を変更したっけと確認したくなった時、Sourcetree上では作業ツリーのファイルをクリックすれば右に変更前後の差分が表示されるのは便利だと思いました。
不要な修正が入ってしまったらすぐ気づけるし、hunkごとに分割表示されるため取捨選択ができ、ひとつのファイル内で変更箇所ごとにコミットしたい場合は、「Hunkをステージへ移動」でコマンドより簡単にできる印象でした。

■コマンドの場合

・差分を見る $ git diff [変更したファイルパス]

・hunkごとのステージング  $ git add -p [変更したファイルパス]

パッチオプション-pを使うと、指定したファイルのhunkが順に表示されて、ステージするか「y」「n」で選択していきます。上から順番なので、目当てのhunkが下にあるとその分手順は増えます。「y」「n」以外にもオプションが多くあり、使いこなせれば柔軟にステージする部分を選択できます。

基本操作はコマンドがよい

Sourcetreeの画面上部ツールバーにあるような基本的な操作は、やはりコマンドの方が慣れてしまえば早くできる印象です。コミットまでに毎回クリックを複数回踏むGUIより、基本手順であればターミナル上でコマンドを一から打ち込むまでもなく実行履歴をたどるだけでも大抵は事足りると感じています。

また、複数ファイルをステージする際など、Sourcetreeでは全ファイル指定か任意のファイルをクリックで選択していくのに対して、コマンドでは、パスを指定をすればそれ以下の階層のファイルがまとめて選択できるのが便利だなと思っています。

ex) 任意のファイルだけ選択してステージング

■Sourcetree
「作業ツリーのファイル」から4つ選択して「選択をインデックスに追加」

■コマンド
$ git add img でimg配下のファイルをすべてステージング

コマンドaddでの一行実行に慣れていると、Sourcetreeでのファイルをひとつひとつ選択してステージするという方法は、少々手間に感じます。

また、コミットも、Sourcetreeではボタン押下→コミットメッセージ入力→ボタン押下という手順が、コマンドではオプションを付けて、一行で完結できます。

ex) コミット

■ Sourcetree
画面上部ツールバー 「コミット」→コミットメッセージを入力後、右下「コミット」を押す

■コマンド
$ git commit -m 'コミットメッセージ'

大抵の場合は複数回コミットをすることになるので、手順がひとつ減るだけでもコミットをよりテンポよく行えると思います。

比較まとめ

Sourcetreeでは、コミットの履歴やブランチがひとつの樹形図として表示されることがコマンドに勝るところかと思いました。そのため、コミットの変遷や作業状況の把握を重視して行うプロジェクトにとっては、管理しやすく便利になるのではと感じました。コミットは小分けにしてこまめに行い、コミットメッセージを明確にすることが運用するうえで大切になりそうです。

一方コマンドは、GUIツールでの作業がコマンド一行で実行できる手軽さがあります。基本操作であれば複雑なコマンドはありませんし、手慣れてしまえばGUIより高速でコミットまでできちゃいます。また、各コマンドのオプションを熟知して使いこなせれば、複雑なことも柔軟に対応できます。

基本操作は効率性を重視してコマンドで行い、コマンドでは確認しづらいコミット履歴やブランチ等の状況を把握したいときは Sourcetreeで確認する、というハイブリッドな使い方もありではないでしょうか。

おわりに

これまでGitを使ってきて、今回はじめてGUIツールを使ってみましたが、その使い勝手のよさには期待以上のものがありました。
それでも、比較したことでコマンド操作の利点も改めて感じましたし、やはりGitの使い始めに先にコマンド操作に慣れていたことは良かったと思っています。
今回Sourcetreeの操作を迷わずすぐ理解できたのは、今までコマンドで打ち込んできた単語が表記されていたりどういった動きをするか想像できたという部分があります。
前述したようにコマンド操作ならツール依存もなく、エンジニアによってもやり方が異なりますから、そうしたいろんな環境下でも、Gitを使う限りコマンドは共通言語として使えます。

どちらの操作感も一度は体験してみて、比較して運用方法を検討するのが良いのではないかと思いました。

  

ディスプレイの最適解

仕事の効率にはいろいろな道具が影響を及ぼします。
PCの性能、キーボード、マウス、机、椅子などなど
その中でも影響が大きいのがディスプレイの解像度だと思っています。
これ、よく言ってるんですがなかなか理解してもらえません。
「解像度って何?」と言われると泣きます。
ちなみにHDDを使っているならSSDに変更するのが一番効果が高く簡単な効率化だと思ってますが、その次点くらいディスプレイの解像度は仕事の効率アップの中で重要だと思う

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新卒の就活でやってよかったこと

こんにちは。
就職活動の時期ですね。 私はコロナ禍ではじめての就活生でした。

私と似たような経歴で、就活が不安だという方に「こういう人もいる」と暇つぶし程度に読んでもらえれば嬉しいです。
また、なにか解決につながれば嬉しいです。

【経歴】
ゼミもサークルも入っていないし、卒論も書いていない
最初は希望業種も決まっていなかった
話すことが苦手

この状態で、どのように内定を頂いたのか。より良い就活ができたのか。

就活のやり方会社の選び方面接時の振る舞い方気持ちの保ち方の4つに分けてやってよかったことを共有します。

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「テレワーク・マスター企業」として認定されました

グリニッジ株式会社は、この度東京都より「テレワーク・マスター企業」として認定されました。

テレワーク・マスター企業とは、感染症の拡大防止と経済活動の両立を図るためや人流の抑制に極めて有効なテレワークの定着のため、 テレワーク定着トライアル期間(1~3カ月の期間)中に、「週3回・社員7割以上」のテレワークを実施した企業に対して、「テレワーク・マスター企業」と認定した企業のことをいいます。

グリニッジ株式会社は2020年2月よりテレワークを積極的に導入していましたが、3カ月のトライアル期間において、週3回かつ所員7割以上のテレワークを実施したため、 テレワーク・マスター企業として認定されたものです。

2022年4月より20期目に入りました

2022年4月よりグリニッジ株式会社は20期目に入りました。

創業が2003年5月で、現在、創業18年11ヶ月目。
来年の2023年5月に創業20周年を迎えることになります。

生み出すプロダクトでたくさんの人を喜ばせたい、そんな想いで起業しましたが、ひとりで立ち上げた会社でしたので、「ひとりの限界」というものも早い段階で感じることになりました。

社員がひとり増え、ふたり増え、会社の急速な成長というよりは、自然に成長する速度に従ってきたという感じではありますが、気がつけば二十名以上の仲間に恵まれました。
ここ数年は特に、一人では作り出せない価値を生み出せるようになってきたことを強く感じています。

新型コロナの流行以降、テレワーク主体で会社を運営してきており、もはやグリニッジにおいては、テレワークは日常となりました。
しかしながら、コミュニケーション不足、人事評価、情報セキュリティ対策など、まだまだ課題に感じている点も多々ありますので、20期目はそういったことへしっかりと取り組み、会社のさらなる成長の基盤を作り上げたいと思っています。

新型コロナの影響は続き、ウクライナ情勢や急激に進む円安など、世の中の環境は不安を抱かせますが、レジリエンス経営とでもいいますか、柔軟性もっていろいろなことを試しながら今までもやってきましたので、これからもそんな調子で流れに乗って会社を成長させていきたいと思っております。

引き続き、グリニッジ株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。

リモート疲れを改善するには

新型コロナウイルスの流行で生活様式が変わり、テレワークを導入する企業が増えました。
グリニッジでは2020年2月よりテレワークを開始し、テレワーク歴は2年が経過しました。

メリットとデメリット

テレワークのメリットは電車通勤しなくて良いので、その分の時間を家のことや趣味、資格の勉強に時間を使えるところ。また、業種や職種によると思いますが、ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンラインツールを利用すれば、社内会議やお客様との商談も、対面で行っていた時とあまり変わらず行うことができます。
しかし、実際にテレワークをやってきて感じたのは、良い面だけではなく、やはり不都合な面もあるということ…。
例えば社内のコミュニケーションが減った、外出する機会が減ったことによる運動不足など、みなさんも何かしらのストレスを感じているのではないでしょうか?
「出社による負担が減ったはずなのに、出社している時と同じくらいの疲労感がある。」という声も社内から聞こえてきます。リモート疲れというやつでしょうか。

悩みと対策

リモート疲れは自身のメンタルや仕事の生産性にも影響するので、なんとかして改善したいですよね!
何か良い書籍はないか書店を散策していたところ、西多昌規著『リモート疲れとストレスを癒す 休む技術』という書籍を見つけました。心身をケアするコツについて、参考になることが多く書いてありましたので、みなさんにご紹介したいと思います。

■ちょっとしたことを気軽に訊けないストレス
毎日出勤していた頃は、わからないことがあれば近くにいる先輩に気軽に質問することができました。しかし、テレワークでは先輩の姿が見えないので相手の状況がわからず、すぐに解決したい問題であっても、今声をかけて良いか気を遣うことが増えました。

わからないことを人に訊けず、ひとりで悶々としていることのデメリットは、時間の浪費だけではありません。「自分はダメだ」「仕事ができない」という自尊心の低下を招いてしまいます。誰かに訊けば数分で簡単に解決できることが、誰にも訊けない環境では、なかなかはかどらず、しかも強いストレスになるわけです。

西多昌規著『リモート疲れとストレスを癒す 休む技術』より

解決策は…?
できればフルでのテレワークではなく、出社を挟むことで直接質問できる機会をつくると不安を解消できる!
実は私も月2回は出社するようにしています。出社が必要な業務をするためという理由があるのですが、同じく出社している先輩に気軽に質問ができたり、休憩時間やお昼休憩の際に雑談ができるので、ひとりで悶々とするストレスを軽減できています。
また、テレワークだと1日中家の中にいることが多いので、久しぶりに電車に乗ることや、「こんな所に新しいお店ができてる!」と新たな発見をすることが気分転換にもなっています。

■オンとオフの切り替えが難しい
毎日出社していた頃は、電車に乗る時間、お昼休憩の時間、来客対応の約束など常に時間を意識して動いていました。しかし、テレワークになってからは、ずっとパソコンの前に座りっぱなしの状態なので、時間の感覚がなくなったように感じます。
通勤の時間がなくなった分、残業を多めにしてしまうという方や、オンとオフがはっきりしなくなったことで、集中しすぎて気づいたら夕方になっていた、逆にダラダラと仕事をしているような感覚になってしまっている方もいるのではないでしょうか?

リモートワークの場合、自由すぎて、仕事とプライベートのバランスがとりにくくなります。9時5時の縛りがないので、逆にスマホや仕事に縛られやすいのです。

西多昌規著『リモート疲れとストレスを癒す 休む技術』より

解決策は…?
朝シャワーを浴びる、12時に昼食を食べる、18時に部屋着に着替えるなど最低限のルーティンを決める!
「これをやらないと」と意識するのではなく、意識せずに動作に移っているくらいに習慣化することが大切。また、「これから仕事を始めるぞ」と声に出して宣言することも、オンとオフの切り替えスイッチになり、自分に対しての意識づけにつながるそうです。
昼食をとった後はどうしても眠くなり、ダラダラと午後の業務に取り掛かってしまします。ストレッチや気分が上がる音楽を聴いて一度気持ちを切り替えてから、午後の業務に取り掛かるというのも良さそうですね。

このように、『リモート疲れとストレスを癒す 休む技術』には、日々のちょっとした工夫や、頭と体を休ませることでストレスを軽減できる方法が多く書いてありました。誰でも簡単にできる改善策なので、いろいろ試してみたいと思います。

これからもテレワークと長い付き合いになりそうです。
ほどよく休みながら活き活きと働いていきたいですね!

弊社社員5名が、グロービス・マネージメントスクールの単科受講を修了しました

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

弊社では、これまでも、社員の技術力、ビジネススキルの向上を目指し、各種の資格取得支援制度及び研修制度を実施してまいりました。

この度、ハイレベルなビジネスパーソンの育成を目指し、これまでの制度に加えて、グロービス・マネジメント・スクールへの法人派遣を開始しました。 グロービスは、年間2000社以上約200,000名の研修を行う企業人材育成スクールであり、グロービス・マネジメント・スクールは、関心・課題・レベル感に合わせ、「ヒト・モノ・カネ・思考」の4領域の中から1科目ずつ選択し、学習することが可能な研修プログラムです。

弊社では、昨年度よりグロービス・マネジメント・スクール内の「クリティカルシンキング」の科目に、継続的に社員を派遣しております。

この度、1月より受講を開始した5名の社員が、3月をもって科目を終了いたしました。また、4月からも1名が「クリティカルシンキング」を受講しております。

受講を終えた社員は、グロービスでの学びを生かし、新たな視点で弊社のビジネスのレベルアップに努めております。

弊社では、今後も、グロービス・マネジメント・スクールへの法人派遣を通じ、人材育成に取り組み、お客様へより良いサービスを提供できるよう努めてまいります。

グロービス・マネジメント・スクール
https://gce.globis.co.jp/service/training/gms/application.html

【スタッフ成長記】2021年度新卒 岡村さん インタビュー #03

今回は新入社員の岡村さんに1年間を振り返ってもらい、成長できた部分や足りなかった部分、印象に残っていること、今後の目標についてインタビューを行いました。

社会人1年目ということで変化の多い年だったと思いますが、岡村さんはこの1年でどんなことを感じたのでしょうか。

まずは雑談をしながら、最近始めたことについて伺いました。


Y.Okamura

― 最近始めたこと

運動不足すぎて駅に行くだけで息が切れてしまうような状況に危機感を感じたので、最近エアロバイクを始めました。

最初はランニングを始めたのですが、そもそも楽しくなかったり、この時間で他のことをしたいと思ったので、ながら運動ができるエアロバイクを購入しました。

エアロバイクをしながら、ハマっているアニメや歯の矯正やホワイトニング、脱毛やほくろ除去など美容系の動画を見たりしています。

1年間の振り返り

― 今年一年を漢字で表すなら?

両立の「両」ですね。

理由としては、仕事やプライベートなど様々な場面で両立を意識していたからです。

仕事があって、プライベートではバンドの活動があって。同時に資格取得、講座の受講や技術的な勉強など、いろいろやることがありました。

やることがいろいろある中で両立させるために、どこの時間で何をやるか、常に考えていた一年だったなと思っています。

― 思い出に残っていることや印象に残っていること

普段リモートワークなので、対面で会った日のことは思い出に残っています。

コーポレートサイトのリニューアルの時の写真撮影では、写真撮影が終わった後に皆さんとランチに行ったりして楽しかったですね。

良い思い出ではないですが、寝坊した日のことも印象に残っています。

その日は月次報告会があって、起きたら既にオンラインで会議が始まっていたのですが、会議に入った瞬間にブログ賞の発表がありました。

その時に社長賞は岡村君ですと言われて嬉しかったのですが、寝坊して反省していたところだったので、嬉しさと申し訳なさで苦笑いしかできなかったことを覚えています。

― 成長したと感じる部分

技術面では、見た事がない機能でもどこで何をしている機能なのか、わかるようになってきたのが成長かなと思います。

あとは、メモを頻繁に取るようになったことですかね。

大学生の最初の頃に始めたバイトでは、メモを取っていないこともあったので、それに比べたら今は何かあったらすぐメモする癖がついています。

言葉遣いも社会人になって意識する場面が増えたので、以前と比べると丁寧になったと思います。

― 足りないと感じる部分

開発作業のスピード感が足りていないなと感じます。

開発中に機能を自分で調べる際に、処理の内容を理解できるようになったとは思うのですが、理解するまでにまだまだ時間が掛かってしまいます。

その影響もあり、他のタスクが溜まってしまうことが多かったので、その点は反省しなければいけないなと思っています。

受託開発について

― できるようになったこと

ログをたくさん入れる癖がついて、どんな機能か把握できるようになったことですかね。

最初の方は窪田さんに機能の説明をしてもらってたと思うのですが、最近では自分でログを入れてみてどこまで処理が通っているか、そもそもどんな機能なのか、自分で突き止めることができるようになりました。

自分で機能の把握ができた時は、成長を感じた瞬間ですね。

― 難しかったこと

システム内部の処理の変更が難しかったです。

もちろんだとは思うのですが、今年終盤になるにつれて難易度が上がっていった感じがしました。

メール配信のロジックの変更や発送ロジック変更など、テストや確認のやり方が複雑で変化が画面に現れない機能は難しかったです。

自社開発について

― 楽しかったこと

機能を0から作る工程を実際に体験できて楽しかったですね。

最初始まった時は、Javaを使ったことがなかったので不安でしたし、勉強しないといけない部分もたくさんあって大変でした。

ただ、自社開発だと受託開発では体験できなかった機能を0から作る工程を経験できましたし、機能が完成した際には自分で機能を作り上げた達成感があったので、やっていて楽しかったなと思います。

― 難しかったこと

新サービスの開発ではプログラミング言語のJavaを使っていたので、今まで使っていたPHPとの違いに苦戦しました。

PHPではデータ型についてあんまり意識しなくてよかったので、最初は同じエラーをたくさん起こしていました。

あと、開発環境のエラーは今でも難しいなと思います。

ソースコードのエラーはログを入れたりすることで自分で解決できる場面も多いのですが、開発環境に関しては未だに何か起きた時に自分だけで解決する自信はないと思ってしまいます。

今後の目標

今後はもっと作業のスピードをつけて、自分が担当できる範囲を増やしていきたいなと思っています。

1年目は、先輩方が対応すればすぐに終わってしまうような仕事も、自分に振ってもらって働きながら勉強させていただいたという感覚がありました。

これからは、ここは岡村に任せた方が早いからという理由で、仕事を任せてもらえるようになっていきたいです。

具体的に言うと、今年はらくらくフォローのことは任せてくださいと自信を持って言えるようになりたいですね。

この1年で、HTMLやCSS、PHPやJavaなど幅広く学んできたので、今後は自分の得意分野を作っていきたいです。

たくさん経験を積んで、スピードをつけて、また次のサービスを作る時に、自分でたくさんの機能を作れるようになりたいと思っています。

先輩から一言

岡村さんには1年目から受託開発や自社開発、らくらくーぽんのサポート対応や委員会活動のリーダーなど、様々な業務に取り組んでもらいました。

岡村さん自身が今年一年を漢字で表すと両立の両になると言っていたように、業務だけでなく技術的な勉強や講座の受講なども積極的に行っていたようで、忙しい時期も多かったと思います。

学生から社会人になり、環境の変化が起きた中でもいろいろなことにチャレンジするのは、決して簡単なことではないです。自信を持って良いと思います。

インタビューをした際に、機能の把握ができるようになったこと以外、なかなか思い浮かばない様子でしたが、それは成長した部分がないわけではなく、当たり前のようにできることが増えたからだと思います。

何かを教えている時にはしっかりとメモを取り、教えたことを自分のものにしてくれたので、教える側としても教えていて楽しかったです。

まだまだ成長できると思うので、今後も一緒に成長していきましょう!


今回は入社して1年が経った新入社員の岡村さんに、1年間の振り返りと今後の目標について話していただきました。

いろいろなことにチャレンジし、教わったことをしっかりと自分のものにしてきた岡村さんの今後の活躍に期待しています!

ベトナムのEC市場事情について

グリニッジは創業以来、ECに関わって事業を展開してきました。
私は日々ECに関する仕事をしていますが、今回、私の母国のベトナムのEC市場事情について情報を共有したいと思います。

ベトナム市場のレポートデータについて

2021年のレポートによると、2016年から2020年までのベトナムのECの平均成長率は約30%です。2020年から2025年の期間の平均成長率予想は29%であり、2025年までに市場規模は520億米ドルに達すると予測されています。

また、2021年のEC業界のレポートによると、新型コロナウイルス感染対策の社会的隔離措置期間中にECサイトでの買い物に慣れたベトナム人消費者の58%が、今後もECで買い物を続けると考えています。
理由として便利さのほかに、感染リスクが低いという安全性を挙げる人が多いです。
なお、他調査によると、ベトナムの消費者の81%が「ECは日常的に欠かせないツールになっている」と回答しました。

ベトナムではFacebookがECプラットフォーム化しています

ベトナムではFacebookのアクティブユーザー数が7,000万人近くもいると言われており、世界でも7番目のFacebook利用国であります。友達や家族同士の写真の見せ合いに活用されているのが主な目的ですが、簡単に商売を始められるところが人気となっています。

自身のタイムライン投稿に商品を値段付きでアップロードして、友人に販売することやライブストリーミングなどで商品を紹介し、Facebookのメッセンジャーで注文情報を受けることも多いです。実は日本のベトナム人コンミュニティでもFacebookでベトナム商品を売っている人も多いそうです。

ベトナムで人気のモール3選~Shopee、Lazada、Tiki

①Shopee

Shopeeは2015年に誕生したばかり、市場参入が遅かったのですが、すでにベトナムトップの月間7000万回以上のページビュー回数を誇る人気ECプラットフォームとなっています。
Shopeeがベトナム市場で勝利を収めた最大の要因は、同社がスマートフォン用アプリの開発に注力したことだと考えられます。
競合他社がパソコン閲覧用のページデザインに注力していた一方で、Shopeeは、ベトナム人のスマートフォン使用率が急速に増加している状況を正しく認識し、ベトナム人にとって使いやすいアプリを開発してきました。
現在、Shopeeでの商品取引の90%はモバイルアプリを介して行われています。

https://shopee.vn/

②Lazada

Lazada Vietnamは、多国籍のEC大手Lazada Groupの子会社です。
手数料率が安いことや俳優・歌手等の有名人(インフルエンサー)を通じて、キャンペーンや広告の実施に注力しているのが強みです。

https://www.lazada.vn/

③Tiki

Tikiは、ベトナムでは知らない人がいないECモールです。
2010年に創業した時には、本だけを扱うオンライン本屋だったことから、ベトナム版Amazonとも言われています。
Tikiの特徴として、すべての売り手がベトナム政府の営業許可を取得する必要がある唯一のプラットフォームです。 この厳しい規制によって、Tikiは消費者から信頼性の高いECサイトと評価されています。

また、ハノイやホーチミンといったベトナムの大都市の対象地域に対して「TikiNow(ティキナウ)」のマークが付いている商品をその日午後6時までに注文すれば2~3時間以内に商品を届ける「TikiNow」というサービスも提供しています。配送料は2万9000VND(約140円)で、定額パック「 TikiNow」の会員は無料になるそうです。

https://tiki.vn/

日本企業の成功事例

2021年のベトナムでのコロナ禍の中、日本のイオンは、自社の運営するECサイトとアプリを通じたオンライン販売で大きな成果を上げています。
ベトナムの南部、特にホーチミン市のロックダウン中、イオンの食品や飲料の注文数は大きく増加しました。

https://aeoneshop.com/

最後に

上記でベトナムのEC市場事情を紹介しました。
今後、若年層の活用、インターネットとスマートフォンの高い使用率、そして所得の増加は、EC市場の成長を推進する要因となり、ほとんど全てのベトナムの家庭が、ECを利用できるようになる未来が来ると思います。