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この本は、元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏の書かれた本で、すでに当ブログで紹介してきた『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』『2025年を制覇する破壊的企業』に続く、未来予測シリーズとして読んだ3冊目。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』『2025年を制覇する破壊的企業』は、世界のテクノロジーの進歩にフォーカスを当てており、危機感を抱かせる部分はありつつ、割と明るい未来をイメージすることができましたが、こちらはその側面はありながらも、より日本の将来がどうなるかが書かれており、人口減とGDPの停滞で悲惨な未来が待ち受けている、おまけに天災にも注意、といった内容に暗い気持ちになりました。

本の帯に、「知っている人だけが悲劇を避けられる」と書かれていましたが、知っていても、果たして本当に避けられるものなのか。

本のおわりに、「そこまで悲観することはない、いつの時代も高齢者は将来を悲観し、若者は将来を楽観するものだから」といったことが書かれていましたが、あまり明るい気持ちにはなれませんでした。

何よりも、「日本という国を忘れて、どうやって生き残るのか、どうすれば幸せな人生を送れるのかに全エネルギーを注ぐべきだ」と書かれていたことがショックです。

「国を忘れろ」ということで、あまり人にお勧めしたくはない本ではありますが、ひとつの考えとして多くの人に触れてもらいたいとも思います。

それにしても、日本をよくしようという思いは、やはり持ち続けたいものです。

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