マレーシア視察

海外視察担当(暫定)の田中です。

新年早々のマレーシア視察の件、ご報告しておりませんでしたので、遅くなりましたがご報告。

マレーシアの首都クアラルンプールは、とても近代的な都会の顔を持っている一方で、旧市街は非常に雑多な雰囲気。
マレー系、中華系、インド系など、多民族国家。
街をちょっと歩くだけで、仏教、ヒンズー教、イスラム教、そしてキリスト教のさまざまな寺院や教会が目に入ってきます。

旧市街と対照的に、超近代的なペトロナスツインタワー。
タワーの足元には伊勢丹のデパートがあり、無印良品、ユニクロ、紀伊国屋書店などがテナントとして入っているので、まるで日本のよう。日本のものは大抵手に入ります。
クアラルンプールは新旧ごちゃ混ぜで、新しいところはすごく洗練されています。
イオンの巨大スーパーもあって、日本の資本がものすごく入っていることに驚愕。知らないところで多くの日本人がマレーシアの発展を支えているのだなと思い感慨深くなった次第でございます。

この写真は、現地に住む日本人の方に案内してもらいまして、ローカルの方々が集まるお店でナシレマを食べたときのもの。
地元で有名なお店だそうです。写真には写ってませんが、外はすごい行列で、お味も申し分なし。

こちらはバードパークという鳥ばっかりの公園にいったときのもの。
午後になると一時間ほどスコールに見舞われましたが、そこは雨季の熱帯雨林気候だからでしょう。

マレーシアに行く前は衛生状態とか心配でしたが全く問題なし。
ガイドブックにデング熱に注意などと書かれていたので蚊に刺されないかも心配でしたが、そもそもほとんど蚊に遭遇しませんでした。

というわけで、楽しい旅行でございました。

 

・・・これで終わると、ただ遊びに行っただけみたいなので、視察を終えての雑感。

はじめは、現地にコンドミニアムを持つ方に誘われて旅行気分で訪れたマレーシアでしたが、図らずも、色々と今後のことを考えさせられることとなりました。

マレーシアにはさまざまな民族がひしめき合い、クアラルンプール近郊だけでも巨大なショッピングモールが多数乱立。あちらこちらで多くのビルが建設中で、国内に溢れる発展しようというパワーに圧倒されました。

日本は暮らしやすくてよい国ですが、今後、労働人口がどんどん減っていきます。このパワーでASEANが発展しているとなると、いつまでも日本安泰じゃないぞ、日本だけを見ていてはだめだな、と感じる旅であったとともに、アジアを視野に入れたビジネスを考えていかなければならない。そして、いざビジネスを考えるのであれば、マレーシアやシンガポールなどに拠点を構えないと、とてもじゃないけどやっていけないだろうなと思うところでございました。

クアラルンプールは、赤道にほど近く年中30度近い気温になるようですが、緑も多く、風が吹くので過ごしやすく感じました。

フルーツが安く売られているのはとても魅力的で、朝食にたくさんの果物が並ぶだけで長居したくなります。

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