アルジャーノンに花束を

以前ドラマで見たことあり、とても感動したので、原作を読んでみました。

様々な国、もちろん日本でもテレビドラマ化もされている、海外SF小説。
あらすじは、周囲の健常者と同様な知能を持ちたいと願う知的障害のある30代男性が、知的レベルがもの凄く上がる治療を初めての被験者として手術を受け、結果として周囲よりもはるかに知能が上昇してしまうが、、、という話。

この小説は、主人公の手術前から始まる経過報告として描かれています。
ですので、知的障害の影響で、最初の方は全てひらがなかつ、誤字が多い形で書いてあり、手術後知能が上昇するのにつれて、大人が書く文章になっていきます。

英語など他の言語とは違い、漢字、ひらがな、カタカナと表記が複数ある日本語だからこそ、知的レベルの変遷を文章で非常にわかりやすく表現できている気がしました。おすすめです!

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