楽天タグID登録の必要性

楽天タグIDをご存知ですか?

タグIDって...

 

  1. 聞いたことはあるが、設定したことはないよ。
  2. コピーして使っているから意識したことがないよ。
  3. だって必須項目じゃないから、、、

 

そんな方が多いのではないでしょうか。

しかし、楽天の検索結果でいつからかレフトナビに

 

カラー

 

なんて項目がありますよね。

 

そうです。

 

楽天のタグIDの登録をしっかりと行うことで、お客様を自社の商品ページに呼び込むことができ、また取りこぼしを減らせ、それは結果的に売上アップにつながることになります。

この機会にタグIDの設定を行ってみましょう。

キーワード検索

楽天で購入される場合は、皆さんどのように商品ページまでたどり着くでしょうか。
通常はキーワード検索ですよね。

 

例えばメンズのワイシャツを購入したい場合は

 

メンズ ワイシャツ

 

とキーワード検索を行います。

 

tag01

 

トップページにもキーワード入力欄があり、使いやすいですよね。

 

ただ、これで検索すると件数が多くなるのは皆さんもご存じかと思います。
「メンズ ワイシャツ」の場合、実際に60,000件以上がヒットしました。

 

件数が多くなればキーワードの追加

 

これを行うのではないでしょうか。

例えば

 

メンズ ワイシャツ 長袖 ピンク

 

ここまでキーワードを設定しますと
さきほどの60,000件から2,831件まで減りました。

 

気に入るワイシャツを探しやすくなったのではないでしょうか。

PCであればキーワード入力もスラスラ打てますが、これがスマホだったらどうでしょう。

 

キーワードさえ打つのが面倒ではないですか?

 

これを解決してくれるのがタグID、そして今までも入力されている全商品ディレクトリIDです。

タグ絞り込み

それでは、スマホで
「メンズ ワイシャツ」
のキーワード検索は同じとします。

 

tag02

そこから絞り込みをタップし、現れたメニューを下の方にスクロールすると

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カラー


他の項目があります!

 

そうです、これがさきほどのキーワード検索でカラーを追加したことと同様に絞り込みを行えるのです。

 

絞り込みを行ったものは「タグ」として表示されています。

 

カラーから「ピンク」を、そして袖の長さから「長袖」を選択した結果はこうなります。

 

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Xで外したり、またつける場合は再度絞り込みから行うなど使い勝手が良いですね。

 

ただ見てください、件数です。

 

先ほどのキーワード検索の「メンズ ワイシャツ 長袖 ピンク」では2,800件ほどありましたが、こちらのタグでは500件ほどしかありません。

そうです、タグの設定を行っていない方が多いのです。

 

せっかくの販売機会が失われたこと、これは痛いです。

全商品ディレクトリID、タグID

全商品ディレクトリIDとは

いわゆるジャンルです。
全商品ディレクトリIDは1商品につき1つだけ設定でき、楽天内のジャンルは最大で5階層ありますが、その最下層を登録する形となります。

メンズのワイシャツであれば

全商品ディレクトリID:206363
ディレクトリパス: メンズファッション > トップス > ワイシャツ

 

先ほどタグの絞り込みは最初にキーワード検索を行いましたが、楽天トップからジャンルをたどることでも行えます。

 

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tag06

 

もちろん関係のないディレクトリIDへの登録は禁止事項となっています。
https://mainmenu.rms.rakuten.co.jp/auth/index.phtml?params=navi/rule/guide/10_015.html&s=&param2=0

タグIDとは

いわゆる該当ジャンル内の分類です。

タグIDは1商品につき32個まで設定できます。

 

32個もですよ!見逃していませんか?

 

メンズのワイシャツであれば、以下のようなものがあります。

 

ブランド*
サイズ*
カラー*
身長(cm)*
胸囲(cm)*
ウエスト(cm)*
ヒップ(cm)*
生地の素材*
ファッションテイスト*
生産国*
洗濯表示*
アパレルサイズタイプ*
袖の長さ*
柄*
サッカーチーム*
野球チーム*
スポーツリーグ*
首周り(cm)
桁丈(cm)
形状記憶シャツの種類
えりのスタイル

 

*はメンズファッション > トップス 共通

 

かなり細かく登録できますね。

タグIDの登録方法

全商品ディレクトリIDの登録方法はご存じだと思います。

 

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ID検索をクリックしますと検索画面が開きます。

 

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この画面で設定されていたかと思います。

 

実はその下の「STEP2」がタグIDです。

 

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こちらはチェックする形で複数選べます。

上記では3つ選択しています。

 

袖の長さ より 「長袖」
形状記憶シャツの種類 より 「形状記憶」
カラー より 「ピンク」

 

まだ残り29個登録できますが、ディレクトリIDと同様に関係のないタグIDの設定は禁止されていますので、あれもこれもと付けすぎに注意してください。
https://mainmenu.rms.rakuten.co.jp/auth/index.phtml?params=navi/rule/guide/10_015.html&s=&param2=0

 

「設定する」をクリックでIDが設定されます。

 

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あとは商品登録を行ってください。
これでタグID登録は完了です。

タグID登録のコツ

  • ワイシャツは「生産国」の登録が可能です。例えばイタリア生地を使ったものや国産であれば指定する価値はありますが、マイナス要素として取られかねない中国産であった場合に、正直に登録する必要はありません。あくまで任意の設定となります。
  • ファッション系商品には必ずカラー設定は行いましょう。どこかのカラーには設定できるはずです。
  • 靴ジャンルであれば靴サイズ登録は絶対です。
  • 項目選択肢を利用した商品は分類の中から複数選択しましょう。3種類のカラー設定があるワイシャツであれば3種類とも、靴サイズ展開が10種類あれば10種類ともです。
  • もし登録に迷ったら、ユーザー目線に立ち、楽天のカテゴリからたどって見てみましょう。他店舗の付け方も参考になります。

 

登録するタグIDがない!

全商品カテゴリIDやタグIDは頻繁に変更されます。
楽天内で常時見直しが行われているのと、店舗からの要望を上げることができるのです!

 

RMSメインメニュー >店舗設定 >4 基本情報設定>「拡張サービス一覧 > 各種申請・設定変更のコーナーに「全商品ディレクトリ・タグ改善要望」

 

もしIDがない!ブランドがない!間違ってい
などがあれば上記から楽天に要望を出しましょう。

全商品ディレクトリIDとタグIDの削除

先ほども記載しましたがかなりの頻度で全商品カテゴリIDやタグIDが更新されます。

そこで結構な数のタグIDが使えなくなることがあります。

 

この使えないIDがかなり厄介です。

 

RMSでの更新でももちろん、CSVの更新でもこの使えなくなったIDが入っている商品はエラーとなり更新できなくなります。

 

それが例え商品名の変更であろうとも価格の変更でもあろうともエラーとなってしまうのです。

また商品の更新をしなくても、使えなくなったIDをそのまま放置することは結局設定していないことと同様ですので、また販売機会が失われたことになってしまいます。

 

楽天から出されるサポートニュースや「楽天からの重要なお知らせ」のチェックは欠かさず行ってください。

 

もし全商品カテゴリIDやタグIDの更新があれば、速やかに見直しを行いましょう。

おすすめ

例えば一括でタグIDを設定したい、またはタグIDが使えなくなったため一括で削除したい
そのような場合は、弊社「商品一括エディタ」の利用をおすすめします。

 

簡単に一括処理が行えますので、まずはお試しで使ってみてはいかがでしょうか。

最後に

キーワードの選定やSEOなどだけではありません。
全商品ディレクトリIDとタグIDを設定することで集客が増える=売上アップにつながっていきます。
地味な作業になりますが、常に見直しを行うことを心がけましょう!

 

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