気分を明るくするための考え方と行動

皆さんは日々生活を送っている中で、憂鬱な気分になってしまうことはありませんか?私は過去にそうなってしまったことがあり、対処の方法が分からず、仕事にも影響があって苦労しました。その中で考え方と行動によって改善することができたため、一部をご紹介させていただきます。

100点満点を目指さない

100点満点の理想通りの自分でないとダメなんだと心に決めてしまうと、100点を取った次も100点を取らないと許せない、余裕のない状態になってしまいます。そんな時は合格ラインを60点にすることで心に40点分の余裕が生まれます。誰だってミスはしますし、次に同じようなことが起きないようにして、点数を上げられるように行動すれば良いだけです。そんな60点の自分自身を認めてあげることです。

また、現代はSNSなどで有名人や友人の情報を簡単に見ることができます。それに影響されて、もっと頑張らないとなどと考えてしまうこともあります。誰も同じ境遇や環境で働いている人はいませんし、100点は人それぞれです。自分自身は日々頑張っているので、他人の情報は「それはそれ」と考えるようにしましょう。

見える化と開き直り

現代人は将来への「漠然とした不安」を抱えるようになっており、私もまさに抱えていました。この不安を解消するために「今」の時間軸に集中することです。
「今に集中」と言われてもどうしたら良いか分からないと思いますが紙に書き出して「見える化」してみましょう。

ここでは、多くの人が日常で抱えがちな一般的な悩みを例として挙げてみます。

①上司から指示された資料を作成したけど、機嫌が悪くてチェックが厳しいかも…
②来月の資格試験に受かるだろうか。
③来週末に実家に帰るけど、また親から「子供はまだか」とか言われそう。
④友達の会社が経営悪化して倒産しそうと聞いたけど、うちは大丈夫かな。
⑤最近、夜の寝つきが悪くなってきた。

開き直りとしては
①は上司の機嫌なので自分ではどうしようもありません。人の機嫌は環境で変化するので、そこに気を取られても無駄で、考える必要もありません。
③の結婚や子供に関する親の干渉は数日でどうすることもできないので悩む必要がありません。
④の会社の経営状況については自身のポジションでできることがあれば、やるだけで無理ならば、悩むことはありませんし、実際に給与遅延や未払いがあったら考えて動けばいいことです。

今できることは
②は受かる為には勉強するしかありませんので、今できることです。
⑤は生活習慣で改善できるかもしれません。寝る前や布団に入ってからのスマホを触っていたのを、寝る1時間前にはやめるなどができることです。

このように自分がどうしようもできないことは書き出した紙に×を付けるくらい切り捨てるようにして、自分でコントロールできる部分は取り組むようにするとすっきりすると思います。

一人で抱えない

人は誰でも調子が良かったり、悪かったり好不調の波があります。
その中でも悪いことがあった時の方が大きく感じやすいはずだと思います。
例えば「1000円を奢ってもらった喜び」と「1000円を落としてしまったショック」だと
恐らく1000円を落としたショックの方が大きいのではないかと思います。
悪いことがあるとそれをずっと引きずってしまい、「人生がうまくいかない」と思い込むケースもあります。
そのような時には「悪い気持ちを吐き出す」ことです。
他人に悩みを聞いてもらうのは恥ずかしいことはないので、家族、友人など身近な人に話をしてみましょう。

このように紹介した考え方と行動は一例ですが、これを実践するだけでも憂鬱な気分が減るのではないかと思います。メンタル面を改善することで仕事のパフォーマンスも変わると思いますので、興味がある方はぜひやってみてください。

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