青天を衝け

みなさんは、NHK大河ドラマ『青天を衝け』を見ていますか?
ドラマの主人公「渋沢栄一」といえば、日本資本主義の父と呼ばれ、2024年に新1万円札の顔となる人物ですね。

渋沢栄一の事はよく知らないけれど、好きな俳優が出ているから見てみるか…。
そんな軽い気持ちで見始めたのですが、今ではすっかりハマってしまいました。笑

ここで、渋沢栄一について少しご紹介…

1840年 埼玉県深谷市の農家に生まれる
1864年 徳川慶喜(一橋)に仕える
1867年 パリ万博使節団の一員としてフランスに渡る
1869年 フランスから帰国後、明治政府に仕える
1873年 大蔵省を辞職、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)を設立する

1931年 91歳で永眠

渋沢は農家の長男として生まれましたが、尊王攘夷派(ソンノウジョウイハ)の志士たちと親交があったことから、攘夷志士(ジョウイシシ)たちとともに倒幕運動を企てます。
しかし失敗に終わり、逃亡中に一橋家の家臣に助けられ、倒幕対象であった徳川に仕えることになってしまいます。
その後、商売の才能をいかして徳川幕府(財政面)で活躍。
大政奉還後は商人に戻ろうと考えますが、明治政府からその才能を認められて大蔵省で働くことになり、数多くの制度や機関を設立していきます。

ドラマを見ていると、立場や環境が変わりながらさまざまな困難に立ち向かい、まっすぐに突き進む姿に胸が熱くなります…!
また、西郷隆盛や大隈重信など有名人物たちと交流があったようで、多くの偉人が登場するので見ていておもしろいです!
歴史の勉強にもなります。

渋沢は生涯で約500もの企業に関わり、教育機関や社会公共事業などにも支援をしていたそうです。
調べてみると、身近な企業にも渋沢が関わっていて驚きです!
(みずほ銀行、東京ガス、JRなど…)
渋沢栄一がいなければ、今の日本経済はどうなっていたのでしょうか…?
まさに、日本資本主義の父ですね。

さて先日、東京北区にある『青天を衝け 大河ドラマ館』へ行ってきました。

明治34年から亡くなるまでの生涯を東京北区で過ごしたことから、ドラマで使われた衣装や小道具の展示、俳優の方々のサイン色紙などが期間限定で飾られています。

近くには渋沢資料館や紙の博物館もあり、渋沢栄一について学ぶことができます。
芸術の秋、ゆっくりと博物館めぐりをしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、ドラマは12月26日が最終回とのこと。
残りあと少しです。
渋沢ロスになるかもしれません…笑

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