C4Dでドライヤーをつくってみる

CINEMA 4Dを、久しぶりに動かしました。

CINEMA 4Dは、MAXON Computer社の3DCGソフトウェアです。
いわゆるCGっぽいことなら何でも作れちゃうんですが、これがまた多機能で奥が深く、私は簡単なモデリング程度しかできません…。

しばらく触ることがなかったのですが、友人が外出自粛期間中にC4Dで遊んだという話題があったのをきっかけに、自分もライセンスが切れないうちに久しぶりにやってみようかな、と気が向きました。


今回は、友人の『家電』のテーマに沿って、復習がてら、比較的簡単な構造のドライヤーをモデリングすることに。


ポリゴンペンという機能で点と線で平面を描き、それを立体化していきます。

あらかじめドライヤーのおおまかな寸法を計測し、それに合わせてポリゴンを引きのばしたり穴をあけたり。
筒の部分と持ち手は分けて作り、最後に結合します。

持ち手の部分が難所で少しガタついてしまいましたが…なんとか形になった。

右のグレーのものが土台のポリゴンです。
そこからまた形を調節してポリゴンを分割し、いったん素材別に分かりやすく着色。
先端は透明なプラスチックなので、それに合わせたマテリアルを適合すると左のような感じに。


だいたい形が出来たら、最後の仕上げはレンダリングです。
フィールド内にライトをセットして、光を当てて物らしく陰影をつけます。
このレンダリングが完了した時が、一番感動する瞬間です!

持ち手部分にスイッチと、それっぽいロゴとか、後ろのあみあみとかを作ってみるとさらにドライヤーっぽさを演出できました。(スイッチ部分のロゴ入れ地味に失敗していた…。)


こんな感じでひとまずドライヤー的なものが完成しました。
本来ならここからさらに部屋の風景を作ったりリアルな表現ができるのですが、私のPCではドライヤーひとつですらレンダリング時間が結構かかってしまいました。CGソフトはPCの性能もそれなりのものが求められますね…。

本当に複雑なソフトなので挫折することも多いですが、だからこそ完璧を求めず気楽に使うことが大事かもしれません。

作っているとどうしても完璧さを求めたくなりますが…まだまだ勉強することが多いです!

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