「100日後に死ぬワニ」の100日目を本気で考察してみた。

こんにちは。窪田です。今回はtwitterで話題の「100日後に死ぬワニ」の100日目について考察していきます。

※考察なので文章が長いです。読みやすいように精一杯書きます。

まず、100日後に死ぬワニって何?という方もいると思いますので簡単に説明します。漫画家のきくちゆうきさんが毎日19時にtwitterに投稿していたワニの日常生活を描いた4コマ漫画です。


最終回である100日目のツイートがこちらです。

単純に考えると、「ワニはヒヨコを助けて交通事故に遭ってしまい、死んでしまった」と考えられますが、いくつか不自然なところがあります。

結論から書きますが、この最終回は”読む順番をずらす必要がある”と思います。「①(左上)→②(右上)→③(左下)→④(右下)ではなく、①→③→②→④という順番で読むべき物語」だと思います。それでは不自然なところを解説し、この結論の根拠を説明していきます。


不自然なところの1つ目は「ネズミのスマホとワニのスマホで表示されている内容が異なること」です。

ネズミのスマホには、LINEらしき画面で「桜の写真」「よくね?」という内容に既読1がついている状態です。一方、ワニのスマホには、「桜の写真」「スゲー!!」「春に来たって感じ~」という内容に既読2がついています。ネズミとワニはどちらとも「あそぼう」という3人のグループLINEを開いています。桜の写真は一見同じ写真ですが、ワニのスマホには桜の写真の下に「よくね?」という投稿がないので、”ネズミとワニのスマホに表示されている桜の写真は別のもの”であると思います。

もし、ネズミとワニのスマホに表示されている桜の写真が同じ写真であるならば、投稿の表示の位置が不自然になります。スマホ画面がLINEをイメージして作られたとすると、”自分の投稿は画面右側に、相手の投稿は画面左側に表示される”はずです。桜の写真が、ネズミのスマホとワニのスマホの両方で右側に表示されていることを考えると、”桜の写真はネズミが投稿したものと、ワニが投稿したものの2つある”ということになると思います。


不自然なところの2つ目は「twitterの投稿の時間がずれていること」です。

100日後に死ぬワニは、毎日19時ぴったりに投稿されてきました。しかし、最終回だけは19時20分に投稿されています。僕は最終回を通常通りの19時ではなく、19時20分に”ずらして投稿したことに作者の意図がある”と考えています。99回の投稿を毎日19時ぴったりに行ってきたのに、最終回だけ偶然時間がずれてしまったなんてありえないと思います。作者がわざと時間をずらして投稿したのは、”時間がずれている”というメッセージを読者に伝えたかったからだと思います。


僕はこれらの理由から物語の時間がずれていると考え、「①ネズミがバイクに乗ってワニを迎えに行く→③ワニは桜の写真をLINEのグループに投稿した後、ヒヨコを助けて交通事故に遭い、死んでしまう→②1年後にネズミは同じような桜の写真を、LINEのグループに投稿するが、ワニはもう死んでしまっているので既読が1しかつかない→④桜の風景でおわり」という物語であると捉えました。

「100日後に死ぬワニ」という作品は、生きるということ、メメント・モリとカルペ・ディエムというテーマを、ポップな絵で描いている素晴らしい作品だなと感じました。


100日後に死ぬワニのLINEスタンプ、買おうかなぁ。


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