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WordPressのアップグレード手順 その2:アップグレード編

2012年08月30日 木曜日

WordPressのアップグレード手順 その1:確認編 に引き続き、アップグレード編です。注意点はその1でほとんど終わりましたので、ガツガツ進めてみます。

開発環境を用意

詳細は省きますが、アップグレード直前までの開発環境を用意します。XAMPPをベースに進めてみます。

  1. XAMPPに本番環境と同じバージョンのWordPressをインストール
    この段階でまっさらな古いWordPressのインストールが完了。念の為動作確認してください。
  2. DBを本番環境からコピー
    ※アップグレードにおいてDBは何もしませんが、内容がないと表示の確認ができないので取りあえず入れます。
  3. 本番環境からFTPなどでプラグインを全てGetして開発環境のWordPressに入れ、有効化
    参考:/wp-content/plugins
    気になる方は /wp-content/uploads もGetすれば良いですが、特に必要ありません。
  4. 本番環境からFTPなどで利用中のテーマをGetして開発環境のWordPressに入れ、有効化
    参考:/wp-content/themes/利用中のテーマ
  5. 管理画面からパーマリンク設定を本番と同じように設定
  6. 本番環境と同じ状態になったか確認
  7. 確認ができたら、テーマを別のもの(デフォルトがいいです!)に変更して、念の為動作確認をしておく

6の地点で必ず本番環境と同じ状態になったか動作確認してください。
正しく動かないままアップグレードを行うと、問題が発生した際の切り分けが大変難しくなります。

同じ状態にならない場合

本番環境からFTPなどでWordPressをまるまるGetします。
wp-config.php と .htaccess を別の場所に退避させておいて、まるっと開発環境のWordPressへ上書きします。次に、退避させておいた wp-config.php と .htaccess を戻します。

管理画面でパーマリンク設定を確認し、変更無しでもとりあえず「変更を保存」ボタンを押下しておきます。
再度、動作確認を行います。

開発環境でアップグレードを試す

いきなり本番環境でアップグレードを行うのはかなり危険です。手順の確認や動作確認も含め、開発環境で試します。
また、何度かやり直す場合も考えて動作確認をした古いWordPressをまるっとどこかにコピペして退避させておきます。

お手本手順

お手本がWordPressに記載されています。一通り目を通しておきます。

参照:WordPress のアップグレード/詳細

ポイントは、何を上書きしてはダメか、という部分です。

サーバ上の古い WordPress ファイルを削除。ただし、次のものは削除せずに残すこと。

● wp-config.php ファイル
● wp-content ディレクトリ
この中の wp-content/cache ディレクトリと wp-content/plugins/widgets ディレクトリは削除。
● wp-images ディレクトリ(あれば)
● wp-includes/languages/ ディレクトリ (言語ファイルをあえてここに置いている場合)
● .htaccess ファイル (パーマリンク設定をしている場合)
● robots.txt ファイル (ブログがルートにあって、このファイルを作成している場合)

手順に従ってアップグレードする

手順通りに進めてみます。開発環境なので、いくつか飛ばします。本番環境で行う場合は、全て行います。
また、面倒でもテキストでメモしながら進める事をオススメします。

  1. 4-全てのプラグインを無効化
  2. 6-新しいWordPressをDLして展開
  3. 7-開発環境上の古い WordPress ファイルを削除
    削除してはダメなものを必ず正確に残す事!
  4. 8-展開した新しいWordPressで上書き
  5. 9-管理画面にログインしようとすると表示される「WordPress データベース・アップグレードプログラム」ボタンを押下
  6. 10-パーマリンク設定を開き、変更がなくても「変更を保存」ボタンを押下
  7. この段階で一度動作確認
    ●投稿記事が開けるか
    ●記事一覧ページが開けるか
    ●ページが開けるか
  8. 問題がなければ、使用中のテーマに変更し、また動作確認
    ●まっ白にならないか
    ●jQueryは動作しているか(その1参照
    ●投稿記事・記事一覧・ページが開けるか
  9. 11-プラグインを有効化
    一旦、古いままのプラグインで有効化してみます。
    忍耐があるなら、ひとつ有効化しては動作確認、を繰り返した方がいいです…
    ●まっ白にならないか
    ●プラグインは動作しているか(ぱんくず、ページネーション、フォームなど)
    ●投稿記事・記事一覧・ページが開けるか
  10. とにかく動作確認
この段階で確認できた事

ここまでで無事に動作確認ができた場合、

プラグインは古いまま、テーマの編集もしないで、WordPressだけ新しくしても動くよ!

という事が分かります。

問題があります…

私の場合問題がない方が珍し 問題が発生した場合、取りあえず落ち着いて順番に戻します。

  • プラグインを停止する。
  • 使用中のテーマをデフォルトのテーマに変更する。
  • パーマリンク設定をデフォルトに戻して変更を保存。
  • パーマリンク設定を期待値にして変更を保存。

この辺りを組み合わせれば、どこかで正しい動作に戻るはずです。

ちなみに、画面がまっ白になってどうしようもないデス…という場合は、インストールしたWordPressを削除して、最初からやり直した方が早いです。

何度やっても同じ所で引っかかる、そんな場合は検索です。この段階で引っかかる場所が明解なので、答えを探し易いです。

実は不慣れな頃に何度もこれを繰り返したお陰で、だいたい引っかかっている要因が分かるようになりました。
※自分で制作したサイト限定です。もし質問されても私ではお答えできません。。

要因がプラグインだった場合は、そのプラグインを最新版にして再度試してみてください。また、代替のプラグインを入れて試すのも手です。

プラグインを最新版にしていく

最後にプラグインを最新版にしていき、動作確認を行います。

これを最後に持ってきたのは、テーマの編集を行う必要があるプラグインもあるからです。WordPressを取りあえず新しくしたいので、テーマの編集は後回しにする為、私はこういう順番で行っています。

最後に

最終的に開発環境で動作確認に問題がなければ、いよいよ本番環境で同じ事を行います。

メモした手順を手に、開発環境で行った事と同じ事を行えば良いだけです。注意したいのは、開発環境の時にすっとばしたバックアップなどをとっておく事。

必ずお手本手順(WordPress のアップグレード/詳細)に従って、行ってください。

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